[平松伸二] マーダーライセンス牙&ブラックエンジェルズ 

   
平松氏の2大代表作のクロスオーバー作品。

Kindleで第1~3巻、6巻、11巻が0円であったので購入。

2作品独自の展開と、このクロスオーバー作品との間に生じる不整合については特に説明は無し。「ブラックエンジェルズ」の終末部分についてはごっそりと無視。
過去の原稿のコピーを用いた回想シーンも出てくるので、パラレルワールドというわけでも必ずしもないようです。

ストーリーは稚拙かつ拙速。
旧作のファンも、本作から新たに読み始めた読者も、高いレベルで満足できる内容ではないでしょう。
ぼーっと、ラーメン屋やトイレの中で読むにはちょうどよいかも。
そういう需要があるから巻数を重ねてもいるのでしょう。

値段相応に楽しめる作品ではありました。

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[八十八良] 不死の猟犬 第オ1巻 

紙の本と同時にKindleでリリースされていたので購入。

コアアイデアは桜井画門 の「亜人」と共通です。

ただし他のレビューワーの方々も書かれているように亜人(とは本作中では呼ばれませんが)が人類の圧倒的多数を占め、ごく少数の「死ぬ人類」がウイルス感染者として狩られる対象となるという、いわば「亜人」のミラーワールド。

怪我や病気をすると敢えて自殺してリセット、という描写はどこかで見たような、という印象を受けます。
で、それが出来ないと感染者ではないかと目を付けられて捕獲されると。

死ぬ人間たちの組織があって、主人公はその組織の「逃がし屋」。

この主人公を含めた登場人物に魅力や個性が乏しく、ワンアイデアで一作品を作ってしまった感は拭えません。
そのワンアイデアすら、先行例があるとなるとちょっと……。

人口問題はどうなってるの、とか、戦争はあるの、とか、ちょっと突っ込むと大きく揺らぎそうな浅薄な世界観も支持は出来ないかな。

2巻以降を購入することはないと思います。


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