(一般コミック) [森川ジョージ] はじめの一歩 第94巻 

面白かったか面白くなかったかと言われれば面白かったと答えるしかない「はじめの一歩」第94巻。

ページの大半は、前巻から引き続いての板垣のA級トーナメント、対唐沢戦の決着までを描くのに費やされています。

端的に言えば、板垣 vs 唐沢戦は、経験値の低い天才 vs 老練の凡人という、スポーツ漫画でしばしば取り上げられるテーマに沿った試合で、展開も、板垣のセンスとスピードに唐沢驚愕→凡人なりの工夫と経験の蓄積を生かして唐沢が反撃→慢心していた板垣が困惑・苦戦→しかし試合中に板垣がさらなる進化を遂げて唐沢を圧倒して勝利……という、典型的なものです。

一切の手抜きを感じさせない筆者の画力も相変わらず。

ただ――
ふたつの懸念を覚えたのも確かです。

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(一般小説) [ドン・ウィンズロウ] フランキー・マシーンの冬 

 

文庫本は通勤時に読みます。
ちょうどスーツのポケットに入るので。

宝島社「このミステリーがすごい!」2011年版の海外部門4位とのことですが(ホモ・レギンスが本書を購入したのは「このミス」の発売以前でした)、それほどのものかなー、というのが読了後の端的な感想。

正直、内外ともに、この数年、ミステリーというジャンルは凋落の一途を辿っていると思うので、このレベルの作品でも相対的に順位は上がってくるのかもしれませんが。

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(一般コミック) [横山光輝×野口賢] バビル2世 ザ・リターナー 第2巻 


1月20日読了。
レビューは後ほど。


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(一般コミック) [羽海野チカ] 3月のライオン 第5巻 

将棋の世界を縦糸、零の高校生活や「三日月堂」の三姉妹との関わりを横糸として描かれ始めた本作品、いつの間にかその2つの要素が絡まりあい、羽海野チカ氏が本作品で描きたかったものの織柄が垣間見えてきたようです。

3月のライオン」の連載開始当初、大多数のコミックファンが抱いたであろう「『ハチクロ』の羽海野チカがどうして『ヤングアニマル』で将棋マンガ!?」という疑問。
しかしこの第5巻を読み終えて、まだその疑問への回答のヒントをみつけられずにいる読者は少ないのではないでしょうか。

第5巻では零の対局は描かれていませんが、それは必然かもしれません。

自分の居場所を確保するために将棋に「逃避」せざるをえなかった零。才能に恵まれ、中学生にしてプロ棋士になった彼はしかし、さらに上を目指すべき動機が見つけられずにいます。

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(ビジネス書) [本山勝寛] 「東大」「ハーバード」流・16倍速仕事術 

看板に偽りあり……と書くとすこし辛辣にすぎるかもしれませんが、タイトルから期待されるほど画期的な仕事術が披瀝されているわけではありません。

仕事成果=効率×戦略×時間×地頭であると定義し、それぞれを2倍に高めることができれば、2×2×2×2=16で、16倍の仕事ができる、というのが著者の基本的な論理展開です。

本文の構成も、序章とまとめの間に効率、戦略、時間、地頭それぞれの有効利用の仕方や質の高め方を独立した章として立てるというシステマチックなものです。

効率アップ、戦略立案、時間術、地頭の鍛え方の個々の方法に関して目新しい手法が示されているわけでもなく、例えば効率については「締め切りを設定する」とか、戦略については「長期目標を細分化してやるべきノルマに落とし込む」とか、時間については「優先順位の低い仕事に時間をかけない」とか、地頭については「目標・計画の数値的根拠をもつ」とか、当たり前すぎたり、既存の仕事術系の本で述べられているものばかりです。

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(一般コミック) [藤栄道彦×いしぜきひでゆき] コンシェルジュ 第21巻 

2010年12月9日購入、同日読了。

新刊発売即買いマンガのひとつだった「コンシェルジュ」。
第21巻も、第140話(本巻収録7編中4編目)まではいつもの「コンシェルジュ」。
特に139・140話に登場した九音響也は、「メンタリスト」ばりの活躍で、今後の展開にどう絡んでくるのか期待をそそられる新キャラでした。

しかし……
第141話でウィルソン大統領(第1話で登場したウィルソン上院議員)が登場してから回転数が急上昇。
「気づかなかっただけで、涼子はコンシェルジュとして必要なすべてを最初から持っていた」的なオチで無理矢理まとめて、短い書き下ろしの読み切りをくっつけて(この読み切りのクオリティは高かったとは思いますが)ぎりぎり単行本1冊分にまとめて発売しました、といった感じ。

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